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妊娠に向けた体づくり|中医学で大切にする腎・気血・巡り

「生理が不規則」「生理前後に体調を崩す」「冷えや疲れが気になる」
妊娠を望む中で、このようなお悩みはありませんか。

中医学では、月経だけでなく、冷え・胃腸・睡眠・気持ちの変化なども確認し、一人ひとりの体質を見立てます。
今回は、妊娠に向けた体づくりで大切にする「腎」「気血」「巡り」についてご紹介します。

中医学の妊活漢方相談

漢方の妊活治療は、腎、胃腸の働き、気血水、巡り、冷えや疲れ、ストレスなど、全体の体質改善が大切

①生殖を支える「腎」を考える
中医学の「腎」は、成長や生殖などを支える働きを表します。西洋医学の腎臓そのものとは異なる概念です。
腎の働きが不足した状態を「腎虚」といい、月経の乱れ、腰のだるさ、疲れやすさなどを手がかりに考えます。

同じ腎虚でも、体質によって調整の方向が異なります。
腎陽虚:温める働きの不足を考えるタイプ。下半身の冷えなどが目立ちます。
腎陰虚:潤いや陰の不足を考えるタイプ。乾燥やほてりなどが目立ちます。

妊娠を望む方すべてに、温める漢方が合うわけではありません。冷えとほてりが混在していないかも確認します。

②気血を養うために胃腸を整える
中医学では、体を養う「血」と、その働きを支える「気」を大切にします。

経血量が少ない、疲れやすい、顔色がさえないといった場合には、気血不足の視点から体調を確認します。
また、食欲不振や軟便、胃もたれがある方は、気血をつくる土台として「脾胃」の働きも見立てます。

食事を抜いたり、極端に食事量を減らしたりせず、無理なく食べられる内容と量を整えていきましょう。

③生理前後の不調から「巡り」を見つめる
生理前の胸の張りやイライラ、月経痛なども、漢方相談で確認する大切な情報です。

肝鬱気滞(かんうつきたい)
気の巡りが滞った状態です。生理前の胸やお腹の張り、イライラ、ため息などを手がかりにします。
漢方では、疲れたりストレスがかかると肝の気血水を巡らせる働きが低下するとさ、生理前後に起きやすくなります。

瘀血(おけつ)
血の巡りが滞った状態です。強い月経痛、暗い経血、血の塊などを手がかりにします。
瘀血の原因は、冷えや、気の巡りの停滞、余分な水液の塞がりなどが考えられます。

ただし、これらの症状だけで不妊や着床不成功の原因を判断することはできません。
子宮内膜症や子宮の病気の確認も並行して行います。

④冷えやむくみも体質に合わせて考える
冷え、むくみ、体の重さ、胃もたれなどがある場合、中医学では「寒」や「痰湿(たんしつ)」の影響を考えます。
痰湿とは、水分代謝の乱れにより、余分な水分などが停滞した状態を表す考え方です。

子宮卵巣の部位が冷えたり、余分な水液の停滞「痰湿」があると、生殖機能の妨げになります。

寒いときは衣服や室温を調整し、
無理に汗をかくほど温めたり、むくみがあるからと極端に水分を制限したりすることは避けてください。

⑤ 月経周期に合わせて体調の変化を確認する
自然周期では、月経から次の月経までの変化を、中医学の視点から次のように整理します。

月経期:経血量・色・血の塊・痛みを確認し、巡りと消耗を見ます。
卵胞期:陰血を養う視点を大切にします。卵胞の育ちや子宮内膜の状態は、病院の検査で確認します。
排卵期:気血の巡りと、陰から陽への切り替わりを考えます。排卵の有無は検査で確認します。
黄体期:温養する働きと、心身の安定を考えます。黄体ホルモンの不足は、体質だけで診断しません。

体外受精の刺激周期やホルモン補充周期では、
自然周期の考え方をそのまま当てはめず、病院の治療計画に合わせて相談します。

漢方の生理は気・血・津液が基盤となる

⑥体外受精や胚移植を受けている方へ
着床には、胚の染色体、子宮・子宮内膜の状態、ホルモン、移植条件など、さまざまな要因が関わります。
漢方相談では、検査結果や治療経過を確認しながら、冷え、疲れ、胃腸の不調、睡眠など、治療中の体調も併せて見つめます。

採卵や移植の予定、処方薬、サプリメントを共有し、漢方の開始・継続を相談することが大切です。

不妊の漢方治療

日々の体づくりは無理なく続けることから
毎日の生活では、次のことを意識してみましょう。

– 主食・主菜・副菜をそろえ、極端な食事制限を避ける
– 睡眠のリズムを整える
– 体調に合う軽い運動を続ける
– 禁煙し、受動喫煙を避ける
– 日頃の体調管理が大切
特定の食品だけで妊娠率が上がるとはいえません。パートナーの検査や体調管理も、一緒に考えていくことが大切です。

大切なのは、生理だけでなく日頃の体調の管理です。
疲れやすい、腰が重くなる、食欲がない、便秘で下剤を飲まなくては出ない、下痢しやすい、不眠症、途中覚醒して眠りが浅い、汗をかきやすく寒がり、めまいがしやすい、耳鳴りがある、頭痛持ち……
など、大切な気血水を作り出すための内臓の代謝が乱れることで生じる体調不良をそのままにしないでください。
元気な子宝を授かるための準備は日頃の健康管理からです。


三鷹で妊娠に向けた漢方相談なら廣寿堂薬局へ
廣寿堂薬局では、月経の状態と全身の体調を伺い、一人ひとりの体質に合わせた漢方相談を行っています。
生理不順、生理前後の体調不良、卵胞の育ちや排卵のお悩み、体外受精中の体調について、お一人で抱えずご相談ください。

検査結果、お薬・サプリメントの一覧、月経や基礎体温の記録があれば、ご相談時にお持ちください。

漢方薬専門 廣寿堂薬局(こうじゅどう)
三鷹駅南口徒歩4分
要予約 電話:0422-46-8003
公式ホームページ:https://kojudo.com

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