一
一人ひとりの体質や症状に合わせた漢方
漢方医学では、不調の原因を判断するために、八網(陰・陽・表・裏・寒・熱・虚・実)辨証に基づいたカウンセリングを行います。
「陰陽」の分類によって症状の全体の傾向をみる
「裏表」によって症状の深浅部位をみる
「寒熱」によって症状の徴候を知る
「虚実」によって症状の勢いと体力をみる
そして五臓六腑の証候を鑑別していきます。ポイントは大きく分けて5つ。
気・血・水の流れはどうか?胃腸の状態はどうか?腎の働きはどうか?五臓六腑の状態はどうか?陰と陽のバランスはどうか?これらを一つ一つ丁寧にみていくことで、今のあなたに必要な漢方を選定します。