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西新宿 彩旬亭

長引く咳・喘息

「肺」

体の水液は、

脾の代謝により精微された水液が肺に運ばれる(運化)。

肺から全身に流布運行(粛降作用)され、膀胱へ下達され、

腎の気化作用により清濁に別れ、

不必要な水液(濁)は膀胱から排出される。

寝不足がつづいたり、過度な運動や発汗など、

肺の気が不足し肺機能が低下し、

肺の津液〔必要な水液〕が消耗してしまうと、

「肺気陰両虚証」という体質になる。

口・喉が乾き、寝汗、疲れやすくなる。

また、肺の「気陰両虚証」の体質が風邪をひくと、

全身に水液を流布する粛降作用が機能がさらに低下し、

水液は痰の塊となり停滞し喀痰しずらく、痰がからんだ咳喘となる。

痰がへばりついて、咳喘し、痰が切れない!

治療は、

肺の気の不足による機能低下を回復し、津液(水液)を補いながら、

余分に停滞した塊(痰濁)を祛痰する漢方薬が必要となります。

なかなか切れない痰はかなり辛い!

水をいくらのんでも、脾の運化肺の粛降腎の気化

水液の代謝運行が正常になされなければ、

体に不必要な水液の塊「痰濁」となってしまう。

咳喘息は、痰の色によって、病証の違いがあります。

肺の「気陰両虚証」の場合は、薄い黄色・白い痰となりやすい。

長引く咳喘、へばりつく痰、ご相談ください。

→東京都三鷹市の漢方薬専門 廣寿堂薬局

 

廣寿堂薬局