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冷え症のぼせ体質とは⁉

# 足は冷たいのに顔はほてる。「冷えのぼせ」を漢方で考える

「足先は冷たいのに、顔だけ熱くなる」
「暖房の部屋に入ると、顔がほてってつらい」
「寒がりなのに、上半身には汗をかく」

このように、冷えとのぼせが同時に起こる状態を「冷えのぼせ」と呼びます。

漢方では、上半身に熱の症状があり、下半身に冷えの症状がある状態を「上熱下寒(じょうねつげかん)」と表現します。これは症状の現れ方を示す言葉で、原因となる体質は一つではありません。

## ストレスで強くなる「気滞・気逆」

緊張したときや、イライラしたときに、顔がカーッと熱くなることはありませんか?

漢方では、ストレスなどで「気」の巡りが滞る状態を「気滞」、気が上へ突き上がるような状態を「気逆」と考えます。

手足は冷えるのに、顔や胸のあたりには熱さを感じることがあります。

【一緒に見られやすい症状】
・緊張やストレスでのぼせる
・ため息が多い
・胸や喉がつかえる感じがする
・動悸や不安感を伴うことがある

この場合は、冷えだけでなく、気の巡りや気持ちの変化も確認します。

## 血の巡りの滞りが関係する「瘀血」

冷えのぼせに、強い肩こりや月経痛などが重なる場合、漢方では「瘀血(おけつ)」という血の巡りの滞りを考えることがあります。

【一緒に見られやすい症状】
・顔はのぼせるのに足先は冷える
・肩こりが強い
・月経痛が強い
・月経血に塊が混じることがある

瘀血は、漢方独自の病態の捉え方です。血栓や血管の詰まりと同じ意味ではありません。

## 温める力と潤す力の両方が不足する「陰陽両虚」

漢方では、体を温める働きを「陽」、体を潤し、余分な熱を抑える働きを「陰」と捉えます。

温める力が不足すると冷えやすくなり、潤す力も不足すると、ほてりが重なることがあります。このように両方の不足がある状態を「陰陽両虚(いんようりょうきょ)」と呼びます。

【一緒に見られることがある症状】
・腰や足が冷える
・疲れやすい
・夕方から夜にほてる
・口や喉が乾く
・寝汗が出る

ただし、「冷えとのぼせがあるから陰陽両虚」とは限りません。症状が出る時間帯や、睡眠、発汗、胃腸の状態などを合わせて見ていきます。

## 冷えのぼせは、体質に合わせた対応が大切です

冷えるからといって強く温め続けたり、顔が熱いからといって全身を冷やしたりすると、つらさが増す場合があります。

「どこが冷えるか」「いつのぼせるか」「何をすると悪化するか」を整理することが、体質を考える手がかりになります。

冷えのぼせは、更年期の変化などでも見られます。急に始まった症状や、強い動悸、体重の変化などがある場合は、医療機関で原因を確認しましょう。

漢方相談では、冷えとのぼせの両方に目を向け、その方に合う対応を考えます。

漢方薬専門 廣寿堂薬局(こうじゅどう)
☎ 0422-46-8003
三鷹駅南口徒歩4分・要予約

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