元気で長生きするために必要となる漢方の力、漢方の三つ巴とプラス1。
一、補腎薬
免疫力といわれている力は、
人間が本来持っている自然治癒力と防衛力です。
漢方では、「原気」が旺盛であることが基本となります。
そのためには「補腎」が必要です。
腎は原気を蓄える源です。
腎を補う補腎薬の代表は、瓊玉膏(けいぎょくこう)。
食事からでは補えない腎を養栄するための漢方薬です。
一日一日の積み重ねが大きな力となります。
補腎の効果を高めるために「補脾薬」も必要です。
脾《消化・代謝系や水分調整をするところ、五臓の1つ、中焦に位置する》は、食物がら受け取る後天の元気を養う要です。
日頃から胃腸が弱い方は胃腸を元気にする補脾薬と一緒にお飲み下さい。
二、安神開竅剤
ストレス不安が続く時代を生き抜くための漢方薬です。
牛黄清心丸(ごおうせいしんがん)
「気・血・水」の塞がりを解消してくれます。
持ってて安心の金箔に包まれた丸剤です。もちろん金箔も漢方薬の生薬として使われています。
重篤疾病では脳梗塞・血栓・心筋梗塞・肺梗塞・肝硬変・認知症の予防薬となります。
日頃からストレス、不安がたまっている方は少量ずつの服用を続けて下さい。
眠りが浅い、寝た気がしない、寝ているのに疲れが取れない方はぜひ毎日の危機管理にご利用下さい。
また、胸の詰まり、胸痛、のど痛み、強い頭痛、高熱、などの時にはすぐにお飲み頂けるように常備しておくと安心な漢方薬です。
三、抗ウイルス作用の生薬
板藍根(ばんらんこん)
《生薬、アブラナ科のホソバタイセイやタイセイ、キツネノマゴ科のリュウキュウアイの根茎および根》
SARSコロナの頃から日本でも服用されております。
咽喉にとどまっているウイルスの解毒剤として、感染予防効果を期待されています。
また、のどの腫れと発熱があった場合はしっかりと服用することが大切です。
この3つの漢方薬に、プラスもう一つ!
四、口内と腸内細菌フローラ形成する枯草菌(こそうきん)
腸内細菌が大切であるということは周知の事と思いますが、
乳酸菌やビフィズス菌だけでは不十分なんです。
乳酸菌は小腸下部から大腸が生息域
ビフィズス菌は大腸が生息域
そして、
もっと重要な部位なのは、小腸上部から小腸下部に生息する菌です。
同時に口内細菌の環境を作り出す土壌細菌である枯草菌(こそうきん)です。
悪玉菌を排除するだけではなく、善玉菌と悪玉菌のバランスのとれた細菌のお花畑(細菌フローラ)を作り出してくれる、枯草菌の中の9011菌「バイタレジーナ」。
口や鼻から侵入してくるウイルス(細菌)への防衛力を高めます。
漢方薬ではありませんが、腸内細菌フローラが調えば、漢方薬の働きも高めてくれます。ぜひ毎日の健康管理にご利用下さい。特に胃腸が弱い方、歯周病の方、口臭が気になる方、口内炎が出来やすい方、大便が不調な方、何を服用しても体調がスッキリしない方におすすめです。
今をこれからを生き抜くための漢方薬とプラスOne!
→東京都三鷹市の漢方薬専門 廣寿堂薬局