自律神経とは交感神経と副交感神経ですが、
漢方ではそれぞれの臓腑の「陰」と「陽」のバランス、そして「気」「血」「水」の流れとしてとらえます。
交感神経が優位になるとは、
陰が虚して「陰虚陽亢」となり不眠、早朝覚醒などの症状となります。
→自律神経失調症|不眠症や耳鳴りめまい
漢方で自律神経を調えるのに一番必要ななの「陰」と「陽」のバランスです。
「陰」が不足すると、「陽」が優位となり、「陰虚陽亢」となります。
「陰」は、亢奮を鎮める栄養物質
「陽」は、活動する熱パワー
「陰虚陽亢」(いんきょようこう)になってしまうと、
元気そうに動いているけれど、実は疲れがたまってしまっている状態となります。
疲れがたまり眠いのに眠れない!
寝不足でいらいらしやすくなります。
とくにどの臓腑の陰と陽のバランスが偏っているかでも、現れる症状に違いがあります。
心の陰が不足→不眠・覚醒・不安・動悸・めまい・耳鳴り
肝の陰が不足→いらいら・怒りっぽい・多弁(おしゃべり・)・胸が詰まる・喉がつまる・耳鳴り・めまい
胃の陰が不足→多食・口渇・空腹感
「陽」が不足してしまうと、
疲れやすく、動きたくなくなり、、精神的にも不活発になってしまいます。
やる気が出ない、なにをしても楽しくないなど「陽」のパワー不足ですね。
イライラ怒りっぽい、どうしてもやる気が出ない、ぐっすり眠れないなど、突然めまいが襲う、咳が止まらなくなるなど、向精神薬や睡眠薬、睡眠導入剤などを服用する前に、
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